盆地テクノの岡崎体育というアーティストをご存じでしょうか?
2016年5月に「BASIN TECHNO」でメジャーデビューしました。
その中の「MUSIC VIDEO」はYOUTUBEで3000万回を超える再生が行われ、当時もMUSIC VIDEOのあるあるを歌った曲として大変流行りました。
これは、知ってる!って人はいるのではないでしょうか。
その岡崎体育が2018年12月18日にNHKの「ノーナレ」で密着取材を受けたドキュメンタリーが放映されました。
岡崎体育とはどんなアーティストなのか
京都宇治市を拠点に活動するソロアーティストです。
盆地テクノとは、京都の盆地を表します。
最近では、ポケモンのアニメのエンディング曲を歌うなど、活動の場を広げている注目のアーティストです。
さらに詳しく
岡 亮聡(おか あきとし )
1989年7月3日生まれ(29歳)
兵庫県西宮市
京都府宇治市(現在)
フジテレビ系テレビアニメ「舟を編む」のオープニング主題歌「潮風」や
テレビ東京系テレビアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」の主題歌「ポーズ」「キミの冒険」「ジャリボーイ・ジャリガール」を岡崎体育が担当。
私も息子がポケモンが好きでこれらの曲を一緒に歌うこともよくありました。
すごいいい曲なんですよね。
密着ドキュメンタリーで見えた岡崎体育の本当の姿
密着取材では、岡崎体育は今でも京都宇治市の母親と実家暮らしをしているといいます。
幼い頃から使っている学習机に、折り畳まれた敷き布団で、空きスペースは2畳あるかないかで今も作曲活動をしています。
作曲には、パソコンとキーボードだけ。そこに、歌詞や、歌をつけて母親のストッキングで覆われたマイクに向かって歌うそうです。
置かれた境遇でどう立ち回るか
岡崎体育さんは密着ドキュメンタリーの中で、歌がうまいわけでもなく容姿も良くない中で、「置かれた境遇でどう立ち回るか」を考えたそうです。
また、こんな風にも表現していました。
「はずれくじをいかに当たりに変えるか」とも。
これらの言葉の意味は重く深いというか、心にぐっとくる言葉でした。
彼は23歳の時に脱サラし母親との約束で4年間で芽が出なかったら音楽をやめる約束をしていたそうです。
その中で、正統派の音楽ではなく、MUSIC VIDEOのようなきをてらうような方法で臨みました。
しかし、その一方で「あるあるの人」という印象にも苦悩したそうです。いわゆる普通の曲なんかも手がけていましたからね。
でも、現在の世の中で自分が出来ることに注目し、それを最大限に花開かせることに成功したことになります。
このことはあらゆる人に言えることではないでしょうか。
就職した会社、新しく配属された部署、複雑な家庭環境など、人それぞれ置かれた環境もまたそれぞれです。
その中で、「あるものを使ってなにが出来るかのか」に着目することは勇気がいるし、それを実行するには相当なパワーが必要です。
私はその岡崎体育の姿勢に感銘しました。
まとめ
NHKの「ノーナレ」で岡崎体育の密着取材ドキュメンタリーが放映されました。
私は岡崎体育がアーティストとして好きで、このドキュメンタリーでよりいっそう好きになりました。
また、置かれた境遇でどんなふうに立ち回るかを改めて考えるきっかけになりました。